日本の夏は高温多湿となるため、年間の中で数多くの方が熱中症を患っています。昨今は地球温暖化現象も顕著になっており、連日39度をマークする日々も続いているほどです。熱中症を予防するには水分補給だけでなく、エアコンを作動させて28度以下の室温にすることも必要になります。さらに50パーセント以下の湿度にもして、快適に暮らせる室内を用意しましょう。

昨今では温度計や湿度計は100円ショップでも販売されており、数値を確認するだけならこれらの機器でも事が足ります。しかし、高齢者や幼いお子さんがいるご家庭だと、環境の確認だけでなく、設置しているエアコンの運転を促せるものが必要でしょう。その役割を担ってくれるのが、湿度計センサーです。このアイテムはネット通販から家電量販店でも販売されており、1台あたり約1、000円前後で購入することができます。

湿度計センサーの場合、柱や部屋の真ん中に設置をすれば平均的な湿度を測定することが可能です。センサーの仕組みを簡単に解説すると、本体から360度範囲に赤外線を照射して観測をしています。温度計の場合は空気中に含まれる水蒸気量を測定しますが、湿度計センサーは赤外線の力によって水分量の体積を求められるわけです。この赤外線は人体にまったく悪影響はなく、幼いお子さんや高齢者がいる場所でも安心・安全に使用できます。

アラームも備わっているので、あらかじめセットをしておいた数値を基準にして、観測もできます。