新鮮な野菜や魚、肉は美味しいように思えますが本当でしょうか。取り立て新鮮だからと自分に言い聞かせている場合があります。しかし、実際のところは必ずしもそうではないのです。例えば、牛肉はと殺してから3週間は冷蔵庫で保管が必要になります。

美味しいと感じるのはアミノ酸ですが、たんぱく質がアミノ酸に分解するのに時間がかかるのです。肉だけでなく、野菜や魚も同じですが、キチンと温度と湿度を管理する必要があります。冷凍するなら熟成は進みませんし、温度や湿度が高いと腐敗してしまいます。特に湿度の管理は大事なので湿度計センサーが必要になってくるのです。

冷蔵設備がすすみ、湿度をしっかり管理できるようになったので、美味しいものが食べられるようになったのです。お酒やチーズなどカビや菌の力を借りる食品は、特に湿度計センサーの力が必要になります。温度計や湿度計のセンサーを工場に設置することで場所や季節を選ばずにお酒やチーズが作れるようになっているのです。食品を熟成させるうえで必需品になっていることがわかります。

栗やサツマイモも収穫してしばらくしたら糖度が高くなって甘いです。このように考えると新鮮だから美味しいというのは思い込みだったことがわかります。大事なのは自分の舌や鼻で判断することであり、もし変な臭いがするならそれは腐敗している証拠です。それでは、湿度計センサーを使って食品をキチンと管理するようにしましょう。